ガジュツ

学名 Curcuma zedoaria:ウコン属:ショウガ科
英名 ZEDOARY(ゼドアリー)
和名 ガジュツ(莪朮)、紫ウコン、夏ウコン

Introduction

ガジュツ(莪朮)とは、ショウガ科ウコン属に属する多年生草本です。その根茎を使用します。ガジュツ(莪朮)は初夏(6〜7月頃)に花をつけるため「夏ウコン」、また、包葉の色や根茎の切り口が紫色であることから「紫ウコン」とも呼ばれています。

ガジュツの歴史

1000年以上も前の中国宋の時代に出版された薬草解説書『開宝本草』(973〜974年)の中で、ガジュツ(莪朮)は「蓬莪茂(ほうがしょく)」という原名で収録されています。

「心腹痛,中悪,しゅこ,鬼気,霍乱,冷気で酸水を吐くものを主治する。解毒,飲食物の不消化には研(けず)って酒で服す。また婦人の血気、結積,男子の奔豚を療ず」薬とされています。

『日華子本草』(唐代)のなかでは、ガジュツ(莪朮)のことを「南部地方の薑黄(きょうおう)の根である。そのなかで海南に生ずるものを蓬莪茂と名づける。一切の気を治し,胃を開き、食物を消化し,月経を通じ,汚血を消し,撲捐痛(ぼくえんつう)及び内損の悪血を止める」と解説しています。