ガジュツ
| 学名 | Curcuma zedoaria:ウコン属:ショウガ科 |
| 英名 | ZEDOARY(ゼドアリー) |
| 和名 | ガジュツ(莪朮)、紫ウコン、夏ウコン |
Introduction
ガジュツ(莪朮)とは、ショウガ科ウコン属に属する多年生草本です。その根茎を使用します。ガジュツ(莪朮)は初夏(6〜7月頃)に花をつけるため「夏ウコン」、また、包葉の色や根茎の切り口が紫色であることから「紫ウコン」とも呼ばれています。
胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などは、ピロリ菌が引き起こします。日本人の場合、年齢が高くなるほどピロリ菌の感染率が高くなり、40代以上では9割近くが感染しているといわれています。
ガジュツは、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍を引き起こすピロリ菌に対して強力な抗菌作用を持っています。
このため、ガジュツを飲むと胃腸の調子が良くなることが多くの方が体感できます。
胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍以外にも、下痢・消化不良・便秘等の胃腸全般の不調に対して効果があり、おならの臭いがしなくなったという効果もあります。
ガジュツの胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍への有効成分
ガジュツの精油成分であるシオネール、カンファー、アズレンなどは胃腸内の老廃物、宿便、コレステロール、余分な脂肪などを排出して胃腸をきれいにする働きがあります。
特にガジュツのシネオールには胆汁の分泌を促す作用があり消化を助けると共に、血中のコレステロールを下げる働きもあります。
ガジュツは、シネオール、カンファー、アズレンなどの多彩な精油成分を含め100種類近くの有効成分が含まれています。代表的な効果には、健胃効果、胆汁促進、ピロリ菌除菌作用、抗潰瘍作用、殺菌作用、歯周病改善作用など薬効顕著であることが分かっています。
特にガジュツのシネオールには、胆汁の分泌を促す作用があり、消化を助けると共に、血中のコレステロールを下げる働きもあります。
ガジュツと健康
ガジュツの薬効は含まれる精油成分にあります。ガジュツはその精油成分を多く含み、特にシネオール・カンファーなどの殺菌・防腐作用を持つ芳香成分であるモノテルペン類と、優れた抗炎症作用を持つことが解明されたデハイドロクルジオンをはじめフラノゲルメノン、フラノジエノン、クルツェレノンなどセスキテルペン類の含有量が高いことがわかっています。
また、ピロリ菌除去は抗生物質などでも可能ですが、生薬であるガジュツは、その副作用がほとんどなく、抗生物質などに比べて安全に使用できます。
その他の健康効果
ガジュツの健康効果は幅広く、糖尿病、高血圧、肝臓病、腎臓病、更年期障害、慢性関節リウマチ、神経痛、関節炎、血管や脳細胞の老化予防、不整脈、白内障、緑内障、難聴、耳鳴りなどにも効果があります。
ガジュツの歴史